魔法のギー

ある日、ダルハイン国に降り注いだ謎の光によって、
魔法使いたちはすべて「猫」に変えられてしまいました。
それから2年後。
この世に残る最後の「魔法書」を守るため、
少女シエスタはミーズの森をひた走っていました。
危うく殺されそうになった彼女を助けたのは、一匹の猫でした。
その正体は、東の大魔法使いギーだったのです!

猫です。猫が走ったり魔法を使ったりしています。
……とはいえ、そのサイズは人間と同じくらいか少し大きく、
もっふもふで存在感がたっぷりなのです。
一度で良いから撫でてみたい、あわよくば抱きしめたい……!
元は人間(魔法使い)なので、そのサイズ感にもうなずけますね。
ギーは顔が大きく腕もガッシリとしていて、ちょっとデブ猫なんですが、
回想で映るギーの姿はかなりのイケメンっぽいですよ。
その上、黒幕・ベノベノをものすごく恐がる一面もあったり。
猫なのにとっても人間らしくて、引き込まれるキャラクターなんです。

ほのぼのしたファンタジーかと思いきや、
けっこう突き刺さるような台詞や展開も多いです。
魔法への執着をすてるよう説得されているシエスタが、
豊かで贅沢な生活を一瞬味わわされて、
それをエサにされるところなんかはけっこうえぐいです。
物語を通して、人間とは何か、人間らしさとは何かを
考えさせられるような作品ですよ。

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